顔のしわをこれ以上増やさず改善する方法!

2022年5月10日

顔のしわをこれ以上増やさず改善する方法!

鏡を見たときに、顔のしわが目立ってきたと実感して「しわができる年齢になってしまったのか」とショックを受けてしまったことはありませんか。ここでは、顔にしわができる原因や、これ以上しわを増やさないためにはどうしたら良いのかについて解説します。

 

1.顔にしわができる3つの原因

顔にしわができてしまう原因は、大きく分けると「加齢」「紫外線」「生活習慣」の3つに分けることができます。それぞれの原因によってどのようにしわができてしまうのかは異なるのです。ここでは、それぞれの特徴について解説します。

 

1-1加齢

顔にしわができてしまう原因1つ目としては加齢が挙げられます。若いときには肌にハリやツヤがあったのに、年を取るとしわが増えてしまうことを実感する人も多くいるでしょう。顔の皮膚は「表皮」「真皮」「皮下組織」の3層で構成されています。表皮は、皮膚の一番外側で外部の刺激から肌を守ったり、皮膚の内側の水分を外に逃がさないための働きをしたりするのが役割です。また、真皮は表皮の下にあり皮膚へ栄養を送ったり、肌の弾力を維持したりする働きをします。皮下組織は、3層構造のうち一番下にあり骨や筋肉を保護する役割があります。年齢とともに肌の水分保持力が低下し、肌の水分が失われ、乾燥を招くこともしわの原因になるでしょう。

さらに、女性ホルモンの一種であるエストロゲンが減少することで、肌のハリを保つコラーゲンなどの生成も減り徐々に肌の老化を引き起こします。

 

1-2紫外線

紫外線が原因で、しわができることもあります。太陽光の一種である紫外線は、波長の長さによって「A波」「B波」「C波」の3種類に分けることができるのです。通常、BC波とCB波の一部に関してはオゾン層によって地表まで届かずに済んでいますが、オゾン層によってブロックされなかった紫外線A波と紫外線B波の一部は、地表に届きます。A波は、生活紫外線ともいわれ、雲や窓ガラスさえも通り抜けて、皮膚の真皮にまで浸透してしまう特徴があるため、しわ以外にもシミやたるみの原因となるものです。

一方、B波はレジャー紫外線ともいわれ、屋外での日焼けの主な原因となっています。しわ以外にも、シミやそばかすを作る原因となる紫外線です。これらの紫外線を浴び続けると真皮と表皮にダメージが蓄積され、しわができる原因となります。

 

1-3生活習慣

生活習慣の乱れによってもしわができてしまうので、気を付けないといけません。たとえば、糖分を多く含む食事や飲み物、お菓子を摂取すると体の中でコラーゲンと結びつき老化タンパク質が生成されることが確認されています。これによって、肌の新陳代謝の低下を招き、しわができてしまうのです。この現象を「糖化」と呼んでいます。糖化は、骨や血管をもろくしてしまう作用もあるので注意しましょう。糖化を防ぐためには、食事の際にサラダなどの野菜から摂取することがおすすめです。野菜などの糖質の分解や吸収を緩やかにする食材を食事の最初に摂取することで血糖値の急上昇を防ぐことができます。また、喫煙や過度なアルコール摂取、運動不足やストレス過多は、活性酸素を発生させ、肌の老化現象を促進するといわれています。活性酸素が増えてしまうと、肌や身体に悪影響を及ぼしてしまうのです。

 

2.顔のしわを増やさないための予防法

しわが気になりはじめたら、これ以上しわを増やさないようにしたいというのが本音ですよね。そのような人に向けて、ここからは、自分でできるしわ予防の方法を2つ紹介していきます。しわは、年齢を重ねるとともにできてしまう仕方ないものと考える人も多くいますが、紫外線対策をしたり、表情筋をトレーニングしたりと、自分でできる予防法もあるので、ぜひ実践してみましょう。

 

2-1紫外線対策

今できているしわ以外に、顔のしわを増やさないためにも、まずは紫外線対策が大切です。しわ、シミ、たるみなどの肌トラブルの大半は紫外線が原因ともいわれるので、まずは紫外線対策を始めていきましょう。紫外線は、晴れた日にしか降り注いでいないと勘違いしている人もいるかもしれませんが、紫外線は季節や天気を問わず降り注いでいます。紫外線は、波長の長さで3つに分けられますが、特に紫外線A波は窓ガラスでも通過してしまうのが特徴です。極力紫外線を浴びないようにするためには、室外・室内を問わず、毎日日焼け止めを塗ることが大切になります。

日焼け止めだけでは完全に紫外線を防ぐことはできません。そのため、外に出るときは日傘をさしたり、帽子を着用して肌の露出をできるだけ少なくしたりすることが大切です。

 

2-2表情筋のトレーニング

表情筋のトレーニングもしわ予防に効果があるといわれています。表情筋は、表情によって作られるしわですが、無表情で筋力が低下する場合も注意が必要です。普段人と会話のする機会が少ない仕事をしている人は、無表情でいる時間が長くなりがちで、筋力が低下しやすくなるので気を付けましょう。表情筋を鍛えるトレーニング方法はいくつかあります。たとえば、額や目周りのしわが気になる人は目の奥の筋肉を意識して、開け締めを5回ほど繰り返す簡単なトレーニングを取り入れてみてください。

 

まとめ

しわのケアは、顔のしわが気になりだしたときがチャンスです。できはじめのしわであれば、セルフケアでも改善できる可能性があります。自分でやるのは面倒だけど美容外科に行きにくいという人は、まずはエステサロンでしわのケアをしてみましょう。エステサロンであれば、効率的なしわへのアプローチが期待できるほか、正しいセルフケアの方法を学ぶことができます。

 

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