年齢別!お肌を若く保つ基礎化粧品の選び方

2022年5月14日

年齢別!お肌を若く保つ基礎化粧品の選び方

化粧品を選ぶ時に何を気にしていますか?

まず第一に優先すべきは肌質だと思います。

自分の肌質と同じような人のレビューを読むことで、自分のお肌に合いそうかどうか、見極めるポイントになります。

しかし、肌質と口コミ、この二つに囚われてしまうと忘れがちになるのが年齢です。

いくら同じ肌質の人が勧めていても、20代の人の「良いよ!」は30代、40代の人には「微妙~」な可能性が高いです。長年お気に入りのコスメも、10代の頃はとても良いと思えていたのに、20代になったら微妙…なんて経験ありますよね。

30代40代になると、昔は満足していた化粧品のはずなのに、今は全然満足できないという現象になってきます。

化粧品は年齢と共に変えていくことが大切です。

肌質や評判も大切ですが、最近良い化粧品に巡り合えない、今使っている化粧品では満足できない、自分はどんな化粧品を買えばいいのかわからない…という人は年齢で化粧品の選び方を変えてみてください。

 

20代

健康な20代のお肌は、新陳代謝が活発で、まだまだハリもあるピチピチお肌です。

お肌の悩みもニキビ、乾燥、毛穴など人それぞれ。

若くエネルギッシュなので、少々無理をしても仕事を頑張ってしまったり、ストレス発散にオールをしたりすることもありますね。

ストレスや睡眠不足、生理などの生活習慣でお肌の調子が左右されますが、原因が取り除かれればすぐ元通りに戻ります。

このように、基礎代謝の高い20代は特別なケアより、気をつけるべきは紫外線です。

日に焼けてもすぐ元通りになるため、つい日焼け止めを塗らずに外出したりしてしまいがちですが、紫外線はシミやシワなど老化の原因です。

20代に浴びた紫外線の影響は30代40代に表れてきます。

自分はまだ若いし、お肌が健康だから日焼けしても平気!と思っていたとしても、後々絶対に後悔しますよ!

日焼け止めをしっかり塗り、UV効果の高いコスメを使うなど、極力紫外線を浴びない努力をしましょう。夜はしっかりメイクを落とし、肌質に合った、自分が一番気持ち良いと感じる化粧水で保湿します。

メイク落とさずそのまま寝ちゃう、荒れてもすぐ戻るからケアサボっちゃえなんて絶対にダメ!

20代は高い化粧品を使わなくても、ドラックストアなどに売られているプチプラものでOKですので、とにかくしっかり水分を満たし、内側からお肌を健康に清潔にしておくことです。

 

30代

30代になると20代の時と同じスキンケアではお肌をカバーしきれなくなります。

本格的に化粧品選びを変えていかねばなりません。

30代は仕事もベテランになってきて、教えられる立場から教える立場になり、責任も重くなってくる時。

結婚をしていれば妊娠出産、子育てに追われる時期でもあります。

とにかく周囲の事で多忙になるので、自分自身のケアにあまり時間がとれなくなってきます。

その為、ストレスがたまりやすく、ホルモンバランスも乱れがちになります。

そんな多忙な30代でも保湿だけはしっかり行うことが大切です。

20代と比べると、水分が減って乾燥しやすい時です。

皮脂分泌も低下するので、しっかり保湿をしてあげないとどんどんシワが増えてしまいます。

ビタミンC誘導体やコラーゲンが配合されたエイジングケア化粧品をチョイスし、お肌に栄養を与えてあげましょう。

とにかく忙しいので簡単にケアをしたいという人は、オールインワン化粧品がおすすめ

化粧水、乳液、美容液、メイク下地と面倒なケアが1度で済みます。

 

40代

40代になると大抵ドラックストアで手に入るような化粧品では物足りないと感じるでしょう。

同じ年齢でも、若い頃のケアや体質などによって、老化に差が出てくるので、口コミで評判の化粧品もなかなか馴染まなくなってきます。

ですから、化粧品カウンターでサンプルを試したり、自分自身に合った化粧品をしっかり探しましょう。

こだわりの化粧品は、市販では手に入らなかったりもするので、自分自身でよく調べ、通販でトライアルセットを注文するのも良いです。

40代はシミ・シワ、くすみなど、お肌表面の変化だけでなく、弾力がなくなりたるみも顕著になってきます。

これは肌の中で乾燥や栄養不足が進んでいる為です。

目元やフェイスラインのたるみは老けた印象を与えてしまいますから、弾力を保つ為にコラーゲンなどの栄養をしっかりと、お肌の奥へ届けてあげなくてはなりません。

肌質は、もともと持っている老化遺伝子に生活習慣が加わる事で大きく変わってきます。

お肌が老化しにくい遺伝子の人がスキンケアをしっかり行えば、実年齢よりぐんと若々しいお肌になれます。

しかしお肌が老化しやすい遺伝子の人は、前者と同じケアをしても同じだけ若々しいお肌を保つことは難しいのです。

しかし、遺伝子だけでなく、生活習慣の影響も大きいので、老化しにくい人も不規則な生活をしてお肌を労らないでいると、老化しやすい人より老けて見えてしまうこともあります。

 

お肌は数年後の事も考えてケアしていくことが大切ですね。

昔からずーっとお気に入りの化粧品があり、もう10年以上のお付き合いよという人も居ると思います。

もしその化粧品が本当に使い心地が良いのなら問題ありません。

しかし、昔は良かったはずなんだけどな、これが一番私に合っているはずなんだから…と少しでも違和感や物足りない感を感じている場合は、化粧品の変え時だと思います。

お肌が老化していくことは、生きている限り仕方がない事です。

 

いつまでも若々しく居る為に、お肌のケアを努力しましょう。

 

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